2025年度後期NHK連続テレビ小説『ばけばけ』9月29日にスタートしました。
明治の松江を舞台に、怪談を愛する没落士族の娘・松野トキ(小泉セツがモデル)と、異国の夫・レフカダ・ヘブン(ラフカディオ・ハーン/小泉八雲がモデル)の物語。
001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 2025/09/20(?)00:00:00 ID:????_???
第1週「ブシムスメ、ウラメシ。」は、西洋化で急変する時代に取り残された人々の「恨めしさ」と、ヒロイン・トキが背負った過酷な運命が描かれていたお。
子役(福地美晴)から本役(高石あかり)への交代、豪華キャストの登場、そして衝撃的な展開の連続に、期待の連続だったな。
今回はそんな第1週の内容をまとめてみたぞ。

第1週「ブシムスメ、ウラメシ。」詳細内容
第1話:怪談とキスで始まる異色の朝ドラ

物語は、ランプの芯を下げた薄暗い部屋の中、ヒロイン・松野トキ(高石あかり)が、夫のレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)に、本を片手に日本語で「耳なし芳一」を聞かせるシーンからスタート。
朝ドラでは衝撃的な「おでこにキスを交わす初々しい夫婦の姿」で幕を開けます。
その後、時代は明治8年、松野トキの子ども時代(福地美晴)へ遡ります。
トキの父は司之介(岡部たかし)はちょんまげ頭で武士の時代を引きずる没落士族。
家族総出で丑の刻参りに精を出すというありさまに、貧しさと世を恨む気持ちに満ちた松野家の日常が描かれました。
第2話:教師への夢と武士のプライド

小学校で教師を目指したいと言い出したトキでしたが、武家の娘は働く必要はないと親戚に否定されます。
この親戚こそ、松江藩の上級武士の家柄である雨清水家の夫婦、傳(堤真一)とタエ(北川景子)。
タエの凛とした着物姿と、浮世離れしたお姫様育ちという設定が反響を呼びました。
第3話:父の“うさぎバブル”と祖父の怒り

武士のプライドから働かずにいた司之介が、ついに商売を始めることを決意。
かつての部下・金成初右衛門(田中穂先)と組んで始めたのは、当時流行していたウサギの売買。
1匹600円にもなるウサギで一獲千金を狙う司之介に、祖父・勘右衛門(小日向文世)は「武士の風上にも置けない」と激怒しますが、トキと母・フミ(池脇千鶴)は応援します。
フミが「小学校に100年通える」と当時の物価をユーモラスに表現するセリフも話題となりました。
第4話:悲劇の「士族の商法」と子役の退場

商売を拡大しようと借金をした直後、ウサギ相場が大暴落し、司之介の事業は失敗。司之介は家族の前から姿を消します。
何日も帰らない父を心配する松野家。
登校途中に司之介を発見したトキは「家に帰ろう!」と声をかけますが、司之介は帰ろうとはしません。
このシーンで、父は商売の失敗を認め、トキに学校に行かずに働くように告げます。
この「最悪の結果」にSNSでは「朝ドラ名物、ダメ父ちゃんに仲間入り」「ショックが大きい」と悲しみの声が溢れ、子役・福地美晴さんの過酷な運命を背負う演技は絶賛されました。
第5話:大人トキの登場と婿取りの決意

時代は一気に明治19年に飛び、18歳になった松野トキ(高石あかり)が本格登場します。
一家は川向こうの長屋に引っ越し、トキは借金返済のため親戚・傳の機織り工場で働いていました。
松野家が抱える膨大な借金に対して、借金取りの森山(岩谷健司)が「トキを遊郭にやって借金を返せ」と非情な要求を突きつけます。
これに対し、トキは「婿様をもらいましょうか。婿様をもらって、働き手を増やして、借金を返すのです」と、自らの身をかけた婿取りを提案。
さらに、父・司之介が隠れてカステラを食べようとした際には、トキがプロレス技のような動きで父をねじ伏せ、家族の食べ物を守るという強烈なシーンが飛び出し、「ジャイアントスイングかます朝ドラヒロイン」とネットで大いに話題になりました。
そして、婿取りのための恋占いを八重垣神社で行うと、トキの紙銭だけが池の対岸まで遠く漂って沈むという結果に。
後の外国人との結婚を暗示する決定的な伏線が示され、第1週は幕を閉じました。
第1週の「見どころ」ハイライトとSNSの反響
1. 悲惨な「士族の商法」とダメ父ちゃんの衝撃

没落士族の生活苦は、朝ドラのなかでも特に過酷に描かれました。
父・司之介が娘のために一念発起するも、当時の「士族の商法」の悲劇を体現する形でウサギバブルに失敗。
SNSの反響:
第4回で父が娘に「学校をやめろ」と告げるシーンは「最悪の結果に」「朝ドラ名物、ダメ父ちゃんに仲間入り」「ショックが大きい」と大きな話題に。
子役・福地美晴さんの過酷な運命を背負う熱演に「ちびトキロス」を訴える声も続出しました。
2. 高石あかりの衝撃デビュー!「ジャイアントスイング」

第5回、18歳になったトキ役で高石あかりさんが本格登場。
その存在感は抜群でした。
特に話題になったのは、借金まみれなのに隠れてカステラを食べようとする父・司之介に対し、トキが披露したプロレス技のような動きです。
SNSの反響:
父親の足と手首を掴んで回転させる強烈なアクションに「朝からみそ汁吹き出しそうになった」「父親にジャイアントスイングかます朝ドラヒロインは史上初」「めちゃくちゃ笑いました」と、ヒロインの規格外のパワーとユーモラスな演出が大反響を呼びました。
3. 遊郭の危機と「婿取り」の覚悟

膨大な借金返済のため、借金取りに「トキを遊郭にやれ」と迫られる松野家。
しかし、ここでトキは絶望するのではなく、「婿様をもらいましょうか」と、自分の人生を賭けた逆転策を提案します。
SNSの反響:
高石さんの達観した瞳で「婿様をもらいましょうか」と提案する姿は「生命力と覚悟を見た」「けなげさがすごい」と視聴者を強く惹きつけました。
この覚悟が、後の外国人夫との出会いに繋がります。
4. 運命を暗示する「恋占い」

婿取りを決意したトキは、女工仲間と縁結びの八重垣神社で恋占いを行います。
紙に硬貨を乗せて池に浮かべるこの占いでは、トキの紙銭だけが池の対岸まで遠く流れてゆっくり沈みました。
SNSの反響:
のちにトキが外国人教師のヘブン(トミー・バストウ)と国際結婚することを知っている視聴者からは「そりゃ遠いもんな」「分かりやすい伏線」「フラグ立った」と、運命的な展開に大きな期待が寄せられました。
5. 阿佐ヶ谷姉妹による異色の「語り」

物語のナレーション的な役割を、阿佐ヶ谷姉妹が演じる蛇と蛙が担うというユニークな演出も注目を集めました。
シリアスな展開の合間に、登場人物として優しく見守る姿が、作品の雰囲気に独特のスパイスを加えています。
総合感想:悲劇に耐える強さと、愛すべきブラックユーモア
『ばけばけ』の第1週は、明治初期の没落士族の生活という史実に基づいたシリアスな悲劇と、脚本家・ふじきみつ彦氏ならではの愛すべきブラックユーモアが見事に融合した、非常に見応えのある幕開けでした。
特に、父の失敗で全てを失い、遊郭行きすら迫られるどん底の運命の中で、トキが自ら「婿取り」という道を切り開こうとする姿は、この時代の女性が持つ計り知れない強さを感じさせます。
「ブシムスメ、ウラメシ。」というタイトルが示す「恨めしい」状況は続きますが、大人トキ(高石あかり)が持つ達観した明るさと、恋占いが示した未来の「遠いご縁」が、今後の展開に大きな期待を抱かせます。
001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 2025/09/20(?)00:00:00 ID:????_???
来週から本格化する「貧乏脱出、お見合い大作戦」でどのように展開していくのか目が離せないお。
占いの結果通り行き遅れるのか、それとも早期決着か。
どちらにしろ、楽しみだな。
