ジョン万次郎とは?山崎賢人主演の大河ドラマ「ジョン万」まとめ

「鎖国の時代に太平洋を渡り、日本を変えた男の物語が、ついに大河ドラマになる——。」

2026年4月9日、NHKは2028年の大河ドラマを「ジョン万」と発表。

主演は山崎賢人が務め、幕末の漂流者・ジョン万次郎の波乱万丈の生涯が描かれます。

この記事では、ジョン万次郎とはどんな人物か、その生涯と大河ドラマの詳細をまとめます。

目次

ジョン万次郎とは?

ジョン万次郎(本名・中浜万次郎、1827年〜1898年)は、江戸時代末期から明治にかけての旗本・英語通訳・翻訳家・教育家です。

アメリカ合衆国を訪れた最初の日本人の一人とされており、土佐(現・高知県土佐清水市)の貧しい漁師の次男として生まれ、9歳で父を亡くしました。

「ジョン万次郎」という呼称は、1938年に第6回直木賞を受賞した井伏鱒二の小説『ジョン万次郎漂流記』で広まったもので、それ以前には使用されていませんでした。

漂流・無人島生活・救助

1841年(天保12年)1月5日、14歳の万次郎は仲間4人と漁に出て難破。数日間漂流したのち、江戸から南に600kmも離れた無人島「鳥島」に漂着しました。

漂着から143日後、アメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号が島に立ち寄り、全員が救助されました。

仲間4人はハワイで降りましたが、万次郎だけは船長ウィリアム・ホイットフィールドに認められ、アメリカ本土へと渡ることを選びました。

アメリカでの10年間

フェアヘーブンのバートレット・アカデミーで英語・数学・測量・航海術・造船技術などを学び、首席となりました。

「恥ずかしがりやで物静かだったが、常に成績はクラスでトップだった」という学友の証言が残されています。

学校卒業後は捕鯨船員として大西洋・インド洋を航海し、副船長にまで昇格。1849年にはゴールドラッシュのカリフォルニアで帰国費用を用意し、帰国の準備を整えました。

帰国と幕末日本への貢献

1851年に琉球へ上陸した万次郎は長期にわたる尋問を経て、1853年に故郷の土佐へ帰還しました。

万次郎のアメリカ体験をまとめた「漂巽紀略」は坂本龍馬や多くの幕末志士が目にし、後藤象二郎・岩崎弥太郎らも万次郎に直接英語を学んだと伝えられています。

1860年には日米修好通商条約の批准書交換のため咸臨丸でアメリカへ渡り、勝海舟・福澤諭吉らとともに航海。通訳・技術指導員として日本の近代化を支えました。

2028年大河ドラマ「ジョン万」

2026年4月9日、NHKは2028年大河ドラマ第67作のタイトルが「ジョン万」、主演は山崎賢人、脚本は藤本有紀が務めることを発表しました。山崎にとって大河ドラマ出演は初となります。

19世紀の日米と太平洋を舞台に、漂流の末に救出されてアメリカに渡り、日本を救う”知と技”を得て一流の船乗りとなった万次郎の一代感動巨編です。

主演発表に山崎賢人は「主人公のジョン万次郎さんを知れば知るほど、本当に魅力的な人。1年間かけて万次郎さんのドラマを作っていけることが幸せです」と語っています。

高知を舞台とする大河ドラマは「龍馬伝」(2010年)以来18年ぶりで、4作品目となります。放送開始は2028年1月です。

まとめ

14歳で漂流し、無人島で143日を生き延び、アメリカで10年を過ごし、鎖国の日本へ帰還して近代化を支えた——。

ジョン万次郎は教科書に登場する人物でありながら、その波乱万丈の生涯はドラマチックすぎるほどです。

2028年の大河ドラマ「ジョン万」が放送されれば、その魅力がさらに多くの人に届くとみられています。

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