俳優・竹内涼真が、5年ぶりのミュージカルで「詐欺師」を演じるという。
その題名は『奇跡を呼ぶ男』。
ゴスペル調のソウルフルな音楽、ブロードウェイ発の感動作、そして竹内涼真の新境地——。
話題沸騰中の本作について、あらすじ・キャスト・公演スケジュールまで、ここで一気にまとめます。
『奇跡を呼ぶ男』とはどんな作品?
本作は、1992年公開のスティーヴ・マーティン主演映画「奇跡を呼ぶ男」を原作に、2010年にブロードウェイでミュージカル化された作品です。
音楽を手がけるのは『アラジン』『リトル・マーメイド』のアラン・メンケン。
作詞は『塔の上のラプンツェル』『スクール・オブ・ロック』のグレン・スレイターと、ブロードウェイを代表するクリエイター陣が勢揃いしています。
ゴスペル調のソウルフルな楽曲が物語を彩る、心揺さぶるヒューマンドラマです。
日本版の演出を担うのは、ロンドン・ウエストエンドでも高い評価を得るイギリスの新進気鋭演出家ジェニファー・タン。
ELLE UKの2020年ホットリストにも選出された注目の人物です。
あらすじ|ウソから始まる”本当の奇跡”
主人公は伝道師を名乗る男、ジョナス・ナイチンゲール。
彼が各地の伝道集会で見せる「奇跡のショー」に、人々は熱狂し、涙を流し、心を動かされていきます。
しかし——それは真っ赤な嘘。
ジョナスの正体は、妹サムや仲間たちと「奇跡」を巧みに演出し、献金を集めて各地を渡り歩く詐欺師だったのです。
そんなジョナス一行のバスが、カンザスの片田舎・スウィートウォーターで故障し立ち往生。
ジョナスはそこでも集会を開き金儲けを企みますが、疑いの目を向ける保安官のマーラ、足の不自由な少年ジェイク、そしてイカサマに嫌悪感を抱く青年アイザイアと次々に出会っていきます。
それぞれの想いが交錯するなか、ジョナスの中で何かが静かに変わり始める——。
ウソを重ねてきた男は果たして、“本当の奇跡”を起こすことができるのか。
竹内涼真が詐欺師役に挑む|5年ぶりのミュージカル
主演の竹内涼真さんは、2021年のミュージカル『17 AGAIN』で鮮烈な舞台デビューを果たして以来、実に5年ぶりとなるミュージカル出演です。
「仮面ライダードライブ」でのヒーローデビューから、映画・ドラマの実力派俳優として確固たる地位を築いてきた竹内さん。
今回挑むのは、これまでのイメージを大きく覆す”詐欺師”という役どころです。
本人は「『奇跡を呼ぶ男』という題名を目の前にして、これは僕がやるべきでは、と直感しました。作品が持つエネルギー、音楽、グルーヴ感に心を奪われた感覚があります」と語っています。
東京公演チケットは完売が相次ぎ、4月23日には異例の追加公演が決定するほどの人気を集めています。
キャスト一覧
豪華キャストが集結した本作の出演者をご紹介します。
主演のジョナス・ナイチンゲール役は竹内涼真。
ジョナスの妹サム役には昆夏美/セントチヒロ・チッチ(Wキャスト)。
BiSH解散後に俳優として活躍するセントチヒロ・チッチにとっては、今回がミュージカル初出演となります。
ジョナスと対立する青年アイザイア役には糸川耀士郎/木原瑠生(Wキャスト)。
ジョナス率いるエンジェルスのリードボーカル、アイダ・メイ役にはソウルフルな歌声で知られるマルシア。
保安官のマーラ役には劇団四季退団後初のミュージカル出演となる真瀬はるか。
車椅子の少年ジェイク役には川口調/小林佑玖(Wキャスト)が名を連ねます。
公演日程・会場まとめ2026
各地の公演スケジュールは以下のとおりです。
【東京公演】
期間:2026年4月4日(土)〜4月24日(金)
会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
【大阪公演】
期間:2026年5月1日(金)〜5月3日(日)
会場:フェニーチェ堺 大ホール
【愛知公演】
期間:2026年5月15日(金)〜5月17日(日)
会場:名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)大ホール
なお、4月16日(木)13時公演は出演者の体調不良により急きょ中止となりました。
主演の竹内涼真さん自身もSNSで「今日会場に来られるはずだった皆様、本当にごめんなさい。また良い状態で皆様をお出迎えできるようにカンパニー全員で努力します」とコメントを寄せています。
まとめ|”詐欺師”竹内涼真が起こす本当の奇跡
ブロードウェイ発の感動作を、日英の精鋭スタッフと豪華キャストで届ける今作。
チケット完売・追加公演決定という反響からも、その期待の高さが伝わってきます。
「ウソから始まる本当」——その言葉に竹内涼真自身が強い可能性を感じているとみられています。
詐欺師が最後に起こす”本当の奇跡”とは一体何なのか。
劇場でその答えを見届けたい、という声が高まりそうです。

