総理候補として高市早苗氏が自民党総裁選に出馬した際、SNS上で一部の「フェミニスト」の方々から矛盾した叫びが溢れかえっています。
高市早苗氏は女性活躍のロールモデルとなるはずなのに、「名誉男性だ」「私たちの代表ではない」と激しく攻撃されました。なぜ、男女平等を求めるはずの層が、女性の成功を拒絶し、感情的なバッシングに走るのか。
その背景には、本来の「すべての性の平等」を目指すフェミニズムの理念から逸脱した、「偽フェミニズム」の存在があります。彼女達が本当に求めているのは「平等」ではなく、「女性優遇」や「特権の維持」ではないでしょうか?
001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 2025/09/20(?)00:00:00 ID:????_???
今回は本来のフェミニズムとは何なのか調査してみたぞ。
調査の中で目を疑うような主張をしている方々も多く見られ、驚きを隠せないお。

本来のフェミニズムが目指すもの

まず、大前提として知っておくべきは、フェミニズムの理念は「すべての性の平等」であるということ。
この思想は、単に「女性が優位になること」でも「男性を攻撃すること」でもありません。
政治、経済、教育、家庭など、あらゆる分野における「性差別からの解放」と「男女の平等」を目指す思想・運動をフェミニズムといいます。
したがって、「ある性だけを優遇・攻撃・特権化する思想」は、本来のフェミニズムからは外れます。
SNSで目立つ「過激な傾向」を検証
日本におけるSNSや一部のメディア論説では、「女性中心主義的立場」「男性嫌悪」「女性優遇主張」「過激な運動」が特に目立ち、批判の的になることがほとんど。
しかし、これは「目立つものが全体を代表しているわけではない」という点で慎重な判断が必要です。
① 「女性だけを強調すべき」立場(女性中心主義)

傾向・検証と議論
女性の経験や特質を最優先し、社会構造の根本的な男性支配(パトリアーキー)を徹底的に批判する。
実態
思想・運動全体で見ると、「インターセクショナリティ(複数の差別軸を重視する視点)」を導入。
「特定の女性(例:白人・中産階級)だけを代表する主張には限界がある」という自己批判が常に存在します。
目立つ論客が「女性中心」を強調する傾向はありますが、必ずしも運動全体がそうとは限りません。
分類
思想的にはラディカル・フェミニズムや差異主義フェミニズムに近い立場ですが、その中で極端に女性の利益のみを追求する立場は、後述のジノセントリズムに近づきます。
※注
ラディカル・フェミニズムとは
女性が抑圧されている根源は、社会の最も基本的な構造である「家父長制(Patriarchy)」にあると考え、その根本的な変革を目指す思想・運動のこと。
差異主義フェミニズムとは
女性と男性の間に存在する本質的な違いや、女性独自の価値、経験、視点を肯定し、それを社会や政治の中心に据えるべきだと主張する思想
② 「男性嫌悪」(ミサンドリー)

傾向・検証と議論
「男は全員敵」「男性蔑視的な表現」など、男性全般を一括りにして憎悪・敵意を向ける。
実態
SNSの炎上事例や過激な発言として最も目立ち、フェミニズム全体のネガティブイメージを広げている側面があります。
しかし、本来のフェミニズムは差別撤廃を目指しており、男性への敵対は主流理念では否定されます。
過激な言説が「ミサンドリー(男性嫌悪)」に陥っていると批判されることが少なくありません。
分類
ミサンドリー(Misandry)は、男性への憎悪・軽蔑・敵意であり、「性差別からの解放」を目指すフェミニズムとは明確に区別される概念です。
③ 「女性だけを優遇する主張」(ジノセントリズム)

傾向・検証と議論
女性の利益や視点のみを最優先し、時に「男性の不利益を軽視している」と批判を受ける。
実態
反フェミニズム論で「女性優遇/逆差別」として問題視されることが多い主張。
多くのフェミニストは「平等」原則を重視しますが、一部の論客や活動が女性に特権を与えるような印象を与え、批判の的になるケースがあります。
分類
ジノセントリズム(Gynocentrism)、または偽フェミニズム(Pseudo-feminism)と分類。
これは「女性を社会の中心的価値とみなし、他の性を軽視する立場」です。
④ 「過激な運動」(エクストリーム・フェミニズム)

傾向・検証と議論
ネット上での攻撃的な言動や、抗議行動における排他的な発言など、過激さを前面に出す行動。
実態
過激性や炎上性は、メディアやネットで最も注目を集めやすいため、その印象がフェミニズム全体のイメージを左右しています。
しかし、日本国内のフェミニズム運動の多くは、学会・研究・市民運動・政策提言といった比較的穏健な枠組みで活動が多数。
分類
エクストリーム・フェミニズムや、メディア的な呼称としての「フェミ過激派」と呼ばれる層です。
「フェミニストではない」過激な立場の正体

あなたがSNSで見かける「フェミニストの皮を被った過激派」は、厳密には本来の「平等」という理念から逸脱しており、先に述べた専門的な用語で分類される可能性が高いです。
わかりやすく表にすると次のようになります。
現象・特徴 | 該当する用語・呼称 | 定義・解説 |
---|---|---|
男性嫌悪・憎悪 | ミサンドリー(Misandry) | 男性に対して憎悪・軽蔑・敵意を向ける態度。 フェミニズムとは明確に区別され、むしろ「フェミニズムを誤解した結果」と批判される概念。 |
女性中心主義・女性優遇 | ジノセントリズ(Gynocentrism) | 女性の利益・感情・視点のみを最優先し、他の性別を軽視する立場。 理念的にはフェミニズムとは異なり、欧米では「偽フェミニズム(Pseudo-feminism)」とも呼ばれる。 |
排他的・攻撃的言動 | エクストリーム・フェミニズム | 理論的な立場(ラディカル・フェミニズムなど)から派生。 過激な抗議や他者攻撃的な行動が目立つ層を指す俗称。 多くの研究者・運動家からは「本来のフェミニズムではない」と区別される。 |
矛盾の核心:成功した女性を敵視する構造

SNS上の過激な論者(しばしば「ツイフェミ」などと呼ばれる)の思考は、その主張と行動の間に大きな矛盾を抱えています。
その矛盾が露呈した具体例として、政治の世界で活躍する高市早苗氏への攻撃事例が挙げられます。
事例検証:なぜ「女性の成功者」を叩くのか?
本来、女性の出世や活躍を強く主張するはずの層が、なぜ自民党総裁に成り上がるほどのキャリアを積んだ女性を「男社会に魂を売った女」として強く叩くのでしょうか?
過激派(ツイフェミ)の主張 | 高市氏のスタンス・行動 | 露呈した矛盾の構造 |
「女性はガラスの天井に阻まれて出世できない」 | 「女性優遇を拒否し、男性と同じ土俵で実力で戦ってきた」姿勢を一貫。 実際に女性初の総務大臣に就任した際も「女性初という冠はいらない」と拒否。 | 「実力で成功した女性の存在」は、「女性は常に被害者である」という前提を崩してしまうため、敵視する。 |
「男女平等に家事育児を分担すべき」 | 家事支援サービスの国家資格化や税額控除など、「女性がキャリアを続けやすい仕組み」を構築する政策を提言。 | 「キャリアが積めないのは社会のせい」と責任転嫁したい(真の願望は「楽をしたい」「男性に養ってほしい」)。 社会が整ってしまうと「楽をする」ことが難しくなるため、政策に反対する。 |
「ジェンダーギャップ指数を上げろ」 | 総理になれば、経済・政治分野で指数上昇が期待される具体的な政策を打ち出す可能性がある。 | 指数上昇自体が目的ではなく、「自分たちが理想とする『か弱い女』像を前提にした社会」への変革が目的。 実力派の女性総理誕生は、「優遇の正当性」を失わせる。 |
攻撃の本質:優遇を失うことへの危機感
この攻撃の根底にあるのは、「女性は常に被害者で守られる存在」という前提を崩されたくないという願望です。
高市氏のような、「男社会の中で女だからという身分を使わずに成功できる」ことを証明してしまう存在は、過激な論者たちが今まで要求してきた「女性優遇」や「特別待遇」の正当性を根底から揺るがしてしまいます。
つまり、彼らが本当に求めているのは「男女平等」ではなく、「女性優遇の社会」であり、その目的達成のためにフェミニストの「皮を被っている」に過ぎないと言えるでしょう。
SNSのコメントと思想別に分類

コメントの内容(要約) | 分類される思想・呼称 | 分析・理由 |
---|---|---|
「高市は1mmも私を代表しない」 「女性の総理というかこういう女性じゃないと総理にはなれない日本が可視化された」 | ジノセントリズム (女性中心主義) | 成功した女性を、「自分たちの望む『女性像』や『女性の利益』を代表しない」という理由で否定している。 「女性の利益こそが中心」という排他的な価値観(ジノセントリズム)の現れ。 |
「左に傾きすぎて右に見える」 「筋金入りのレイシストが日本初の女性総理大に…」 「深い差別主義者を認めることは絶対にしない」 | エクストリーム・フェミニスト | 高市氏を「差別主義者」「レイシスト」といった極端な言葉でレッテルを貼り、感情的な非難や排他的な拒否を行っています。 他者攻撃的な過激派の典型的な行動パターン。 |
「女性の総理というかこういう女性じゃないと総理にはなれない日本が可視化された」 | ジノセントリズム | 「女性優遇」や「被害者」の立場を取らずに成功した高市氏の存在は、自分たちの望む「女性優遇の社会」の実現を遠ざけると認識している。 |
「(高市が総理になると)ジェンダーギャップ指数は改善される模様…これでは盛り上がっていた女性の政治参加運動や女性差別撤廃の熱が覚めかねない」 | ジノセントリズム(優遇の維持) | ジェンダーギャップの改善自体を望んでいないという矛盾。 「女性は差別されている(被害者である)」という状況を維持しないと、自分たちの運動の正当性や優遇要求の熱が冷めてしまうという、特権意識に基づく自己中心的な発想。 |
「平等というなの女村団ピ」 | エクストリーム・フェミニスト | 「男女平等」を掲げながら、実際は「女性中心の村八分(優遇・特権)」を目的としているという、その思想の偽善性を自ら示している。 |
「名誉男性やからね(高市氏)」 | ミサンドリーの転換 | 高市氏を「男性社会に魂を売った裏切り者」と見なし、批判することで、間接的に「男性社会(パトリアーキー)」全体への敵意(ミサンドリー)を表明。 成功した女性を「名誉男性」と呼んで排除する態度は、男性嫌悪が転じて女性同士の対立を生んでいる典型例。 |
「結局本当に平等を求めてるわけじゃないなって」 「自分じゃ何もせず文句だけ一丁前のニートみたいな精神性」 「高市は女であることに甘えず仕事で結果出していくしかないって言ってるからな本当の男女平等なんだけど」 | 健全な平等論 / フェミニズム批判 | これらのコメントは、「彼らが本当に平等を求めているわけではない」という、過激派の矛盾した思想(ジノセントリズム)を正確に指摘しており、健全な視点からの批判と分類できます。 |
結論:私たちがSNSで目撃しているもの
SNSは「論争を呼びやすい・注目を集めやすい」場所として存在しています。
しかし、それは、「ミサンドリー」や「ジノセントリズム」といった、フェミニズムの理念(すべての性の平等)を逸脱した思想が、フェミニズムという看板を借りて発信されているケースが多い、と整理できます。
本当にジェンダー平等を目指す活動家や研究者は、こうした排他的な言動をむしろ「バックラッシュ」(ジェンダー平等への反発)として批判的に捉え、本来の穏健な活動を続けています。
001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 2025/09/20(?)00:00:00 ID:????_???
X(旧Twitter)にもあったけど、「一部のフェミニストにとって、高市さんは無職の彼女達に「働け」と言ってくる親そのものだからこんだけ発狂してる。」のかもしれないな。
「女性では駄目」というレッテルが正面切って壊されたのも大きいお。
高市さんには、過激な発言に流されず、理念を持って日本国民のために邁進して欲しいお。
